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ブレーキパッド交換(2006.10.29) そろそろ減ってきたリアのブレーキパッドを交換することにしました。
最初にボンネットを開け、ブレーキオイルのリザーバタンク内のオイルレベルをチェック。 ほぼMAXまで入っているので、ピストンシリンダーを押し戻したときに、液が溢れ出ないよう 適量抜き取っておきます。
準備した交換パーツと工具。 @新しい純正リアパッド1対 Aサイレントパッド1対分 Bパッドセンサー1対分 これらは予め購入しておきました。 工具は水道工事などでよく使うプライヤーとマイナスドライバー 勿論、タイヤ脱着に伴うジャッキ、輪留め、トルクレンチ、クロスレンチ などは言うまでもありません。
ホイールを外したところ。残5mm程度でしょうか。 それにしても結構パッドのダストが溜まっています。
センサーの赤い配線を固定するための留め具の下の方を十字型のバネより外しておきます。
プライヤーで縦方向に十字型のバネを挟んで縮めます。
キャリパーより外れたバネ。
センサーのコードをたどり、根元の防水コネクタのスリーブを開けてコネクタをソケットから 引き抜きます。センサーのコードは途中3箇所くらいでクリップなどで束ねられているので それらも外します。
これがサイレントパッド。曲者です。これをブレーキパッド面より剥がさないとブレーキパッドは出てきません。 ブレーキパッドにかなりしっかり固着していて、肉厚で大き目のカッターナイフでないとうまく剥がせません。 まずカッターナイフで少し隙間を開けて、そこにマイナスドライバーを差し込んで「ベリベリ」と剥がします。
外したブレーキパッド(下側)と新品のパッド(上側)。かなり厚みに差がありました。 新しいブレーキパッドは両端側の角を少し削り落として鳴き止め効果を狙ってます。 コンクリブロックなどでこすると結構簡単に落とせます。
サイレントパッドをピストンシリンダーの孔に装着する。 サイレントパッドには突起の直径が2種類あり、片側面でそれぞれ大小を対で 装着します。初め気が付かず、なかなか嵌らずに苦労しました。
サイレントパッドはシール面を剥がさずにシリンダー孔に装着し、セットしてから慎重にシールを めくる方が粘着性を保持できます。 実はブレーキパッドと金属接触する面に塗布するブレーキグリスも準備していたのですが、 取り外したブレーキパッドには一切脂分が残っていなかったこともあり、今回は使用しませんでした。
逆の手順で組み上げて元通りにします。 反対側のブレーキパッドも同様の手順で交換しました。 反対側は半分くらいの時間で作業ができました。 そしてジャッキを降ろしてから、エンジンをかけて、まず数回ブレーキペタルを しっかり踏み込んで遊びを無くします。うっかりそのまま試乗すると一発目の ブレーキで冷や汗をかくことになるので要注意です。 心配していた「鳴き」も殆どなく、暫くは交換の心配もなくなりました。
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