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カーオーディオ交換(2007.1.14)

購入時より、ソニーのカーオーディオ(XR-C515)と、トランクにSONY製のCDチェンジャーが搭載

されていたが、ここ2年くらい冬などの低温時にCDの読み取りエラーが発生するようになったので

昨年末より交換を検討していた。恐らくチェンジャーの光ピックアップの劣化と思われる。

XR-C515はクラシックな空冷ポルシェの雰囲気によくマッチするアンバーな雰囲気のメカなので

できればあまり雰囲気を変えたくないのでいろいろと探す。

1.CDチェンジャーは廃止するので、MP3等の圧縮フォーマット対応

2.カセットテープは不要

3.色は黒で派手でない物

4.CD挿入口が常に露出した状態ではないもの。

5.左ハンドルでも操作しやすいボタンレイアウトのもの

を主な条件で探しました。

いまどき黒色のデッキは少なく、また照明の地味なのも少なかったが、ようやく、

KD-C434-Sにたどり着き、交換時の配線のチェックなどの下調べを入念にしていました。

        KD-C434-B

 

取り付け前に画像ソフトでイメージ確認もしてみました。

写真下左がブラック(-B)、右がKD-C434-S

 

 

やはりシルバー系は浮きそうなのでブラックを選択。

下が実際に交換した状態。中央部分の素材がクリア材なんで少しテカります。

作業的には、車体側の配線より、常時電源、アクセサリー電源、アース、

アンテナ端子、前後左右4個のスピーカーの+と−端子を見つける。

調べたところ、3本のケーブルが束ねられた1本太い線に、

赤----常時電源

赤黒--ACC

茶----アース

 

スピーカは、

フロント右 フロント左 リア右 リア左
黒(+) 白(+) 赤(+) 黄(+)
(-) 白茶(-) 赤茶(-) 黄茶(-)

イルミはわかりませんでしたので、ディマー機能はOFFにて使用することにしました。

アンテナ線には一緒に細いケーブル(ブースター線?)が巻きついています。

既に米国対応デッキから国内対応SONYデッキに交換されているためギボシ加工されているので、

配線の交換はVictorに付属の配線キットと差し替えるだけ。唯一、付属の配線キットのアース線の先が

ギボシではなく、螺子止め用の端子になっていたので、ここはギボシに変更しました。

 今回は取り付けキットも一緒に交換しました。

使用したのは、Victor の欧州,マツダ車用の JVZ-KS-K1412です。デッキの色に合わせて、

黒とシルバーの2種のフレームが付属しています。

 配線交換後、デッキと配線キットをコネクタで接続し、一旦バッテリーを戻して、電源のON/OFFを確認。ここで、CDチェンジャーの

中にCDを残したままであることに気が付く........。

形状は全く同じようなので、CDチェンジャーよりつながっているDINコードをVictorデッキの裏面のDINコード端子に

つないでみます。見事電源が入り、中のCDを抜くことが出来ました。

 再びバッテリーの端子を外し、デッキも外します。新しい取り付けキットを嵌めこみ、爪を何箇所か折り返して

車体側に固定します。次いでデッキに配線キットをコネクタで接続し、デッキ裏面にうずまく配線を押し戻し、裏から手を入れて

引いたり、デッキをやや力技で押し込んだりで、取り付けキットにデッキを格納します。この配線の戻し処理がかなり面倒。

デッキ裏にあまりスペースが無いせいでしょう。

 新しいデッキの仕様等については、省略させていただきますが、感想として、スピーカまで交換したかと思うほど、音質が

いい。前のデッキがヘタっていたのか、あるいは技術の進歩でこのようになったのか判りませんが、もっと早くにしておいた

らよかったと思うほどです。

 あえて難点をいえば、フロントパネルが脱着式(盗難防止効果)のため、誤って左下のボタンを押してしまうと、フロント

パネルが外れるってことでしょうか。

 写真には写っていませんが、主な操作を可能とするワイヤレスリモコンも付属しており、大変便利です。

 

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